アケルマン的『生きる』?
孤独感が強めのよく喋る人々と出会ったり再会する旅。
新作のプロモーションのためヨーロッパ各地を旅する映画監督アンナ。プロモーションの場面は無いけど。
会ってすぐ身の上話…
原題『Les rendez-vous d'Anna』(1978)
監督・脚本 : シャンタル・アケルマン
撮影 : ジャン・パンゼル
編集 : フランシーヌ・サンドバーグ
出演 : オーロール・ク…
このレビューはネタバレを含みます
人の波からはぐれ電話ボックスに避難するショットで始まる出会いと別れを繰り返す放浪記は、アケルマン自身を投影した自伝の趣き。
結婚や定住と一線を画し、我が道を歩くアンナが眺める景色の無機質。窓やカーテ…
シャンタル・アケルマン映画祭~🎬
映画監督アンナ、最新作のプロモーションのため、ヨーロッパの都市を旅して回る映画。
色んな人との接触を挟みながら、孤独にさまよい歩く彼女の姿を通し、アイデンテ…
このレビューはネタバレを含みます
(別媒体から感想を転記)
2022/10/30
宣伝のため各地を巡る映画監督。夜行列車の停止駅の青白いライトが美しい。1カット平均数分あるんじゃないかくらいの長回しが、人との出会いが多いほどに深ま…
【千年の孤独】
シャンタル・アケルマン監督がロードムービー仕立てで描いた1978年の作品。
〈あらすじ〉
映画監督のアンナは最新作のプロモーション活動のため、ヨーロッパ各国を巡る旅をしている。ド…
2024/2/25
最新作のプロモーションのため、ヨーロッパの都市を転々とする映画監督のアンナ。とはいえ、その最新作の断片が映されたり、イベントに出席しているアンナが描かれることはない。ほぼ設定とし…
終始一貫して静かで淡々としていたのがよかった。
アンナが母親に甘えたり、歌ったり、涙をみせたり、ときおり見せる人間らしさが愛らしく思えた。食欲が失せたと言ってレストランをあとにしたのがなんだか可笑し…