[記憶と時間を圧縮した心の"家"にて] 100点
超絶大傑作。カテリーナ・ゴルベワが出演ではなく脚本に加わったシャルナス・バルタスの長編四作目。母との関係や時間の超越を謳ったモノローグから幕を開け…
奇人変人が寝泊まりしているホームレス収容所もしくは売春宿、キチガイ病院としての静寂。ひとりひとりがもう既に諦めてしまったように無の表情で黙々と人生の終わりを待っている。誰とも喋りはしないがその場に集…
>>続きを読む凄い。閉じこもっているのか閉じ込められているのか、どちらにしても意識はいくらでも外へ行けるということ。それは映らない、映り得ない、こちらの想像力にかかっている
ラストは謎なんかではなく、現実そのも…
タルコフスキーを引用する強烈なポストモダンな映画。ロシアらしいポストモダニズムです。監督が自分の作りたいままに作ったんだなぁと感じた。
本編のセリフがあるシーンは冒頭8分程のみだが最後まで見れる。そ…
なんだか最近ぼーとしながらずっとシャルナスバルタスの映画をみるのがちょうどいい、セリフもないし自然音生活音ばかりだからだれかと電話をつないだままお互いしゃべらない環境のような、自分とちがう場所と自分…
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