序盤は科学的かつ政治的な会話でじっくり重厚に進み、いざ月世界へ。
ロケット打ち上げ時のGを表現する乗組員の役者さん達の顔芸は秀逸。
ただ、それ以降の見せ場の無さったら。
映像を横にしたり逆さにしたりっていう手法で無重力を表現しちゃうのはさすがに酷い。
戦隊モノばりにカラフルな宇宙服は何なんだ？
そして月面に降り立ったものの、結局何もせず必死になって帰るだけってどーゆー事よ？
まあ、文句ばっかり並べたけど、1930年の作品ってのを知ってビックリするとともに改めて敬意を表したい。
ちなみにジャケ写のような女性は全く出てない。