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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのXXXのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

リニューアル後の新宿武蔵野館で鑑賞。
座席の傾斜とかが改善されてることを期待してたけど期待外れだった…ガックシ…

でも映画はすごく良かった!

殺人とか爆発とか汚職とか竜巻とか大きな事件は何も起きないけど、
大学入学直前の数日間のどってことない出来事が映されていて、
でもそれが実はすごくキラキラしてて、
なぜかすごく切ないような気持ちになった。

舞台が(確か)ちょうど80年ってところも絶妙だと思った。
ディスコもパンクもカントリーもみんなあって、すごく楽しかった。

野球部のジョックスのみなさんが主人公なので、下手したら相容れないものを感じてしまったかもしれないけど、
主人公は自分のカーストと違う人達に対する偏見がなくて、
ちょっとgleeのフィンのことを思い出して泣きそうになった。

ただ、一箇所だけ肝が冷えたシーンがあって、
新入生が壁にダクトテープで貼り付けられて、先輩達がそこに向かってノックする場面は本気でハラハラして、お願いだからやめて!と思った。

神宮球場で前田智徳が左手首にデッドボール受けて骨折した時の恐怖が蘇って
心底恐ろしかった。
でも一緒に観に行った友達にそのことを話したらキチガイ扱いされた…
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