レトロな時代設定、お洒落な可愛いドレス達、セクシーで美しいKate Winslet、知的に聞こえるイギリス英語(これは偏見)、ダークなトーン。
私の好みでしかなかった。
レトロかつシリアスな設定ということもあり画面には暗めのフィルターがかかっているんだけど、全体的な雰囲気はとてつもなくコメディーだった。人が亡くなる映画は苦手なんだけど、これは話が別。
家族、恋愛、ファッション、人の死、色んなテーマが複雑に交差する作品。さらにトランスジェンダーや知的障害のキャラクターで現代らしい要素も含むのも魅力。
元々Tillyは精神病の母を介護するためにやってきたのに、Teddyの死後ベッドでうずくまる彼女をスープを食べさせながら勇気づけたのは母だった。感動。
日本語字幕どころかスクリプトも見られなかったのは悔しいから日本に帰ったらもう一度観直したい。
… 超余談だけれども、25年前に例の事件で亡くなった男の子Edward Pettymanを演じるRory Potterくんのご両親はハリーポッターのファンなのかなと勝手に推測。