Dachusnene

フェアウェル さらば、哀しみのスパイのDachusneneのレビュー・感想・評価

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ソ連崩壊のきっかけとなった「フェアウェル事件」が題材。ソ連の実情を嘆くKGB幹部が、息子の将来・国の未来を考えて国家機密をフランスに流す。なぜここまで彼は自己を犠牲にしながら動いたのか。亡命という選択をとらなければ家族にまで危害が及ぶ。が、それも短期的なこと。急激な大きなうねりを予見していたとしか思えない。歴史はこのようにして動いていく。