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ぼくの伯父さんのyumaのレビュー・感想・評価

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.2
 改)恐らくタチの中で最もポピュラーな作品。出てくるもの全てがなんともオシャレであり安藤忠雄が影響を受けたと言うのもわかる気がする。しかし、こんなにもオシャレでこんなにも面白くあるのに関わらず、いたってタチ(ユロ叔父さん)はシニカルな立場である。子供は懐き、大人は煙たがること(無垢な少女が大人になってしまったのを含め)はまさに象徴的だ。しかし単なる現代批判、社会批判で終わらないところが心優しく感じさせるのだ。
 お後がよろしいようで。
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