Sari

ぼくの伯父さんのSariのネタバレレビュー・内容・結末

ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

2017締め映画
まず冒頭から可愛いすぎる小型犬達。犬好きには堪らない。モダンなお家にカラフルでミッドセンチュリーなインテリア。それとは対照的な素朴で古い町並みが映し出される事でコントラストが効いている。
叔父さんの着ているコートや帽子、傘、パイプどれも外せない究極のミニマリズム。登場する女性たちのお洋服もモダンでカラフルでどれを取っても隙が無いほどのお洒落感。
そして叔父さんとぼくと取り巻く仲間達の淡々としたシュールな日常。音楽と相まって絶えずクスクス笑いが止まらない。この喜劇の絶妙なセンスは傑作。日本映画の「めがね」などもこの映画の影響を受けたのではないだろうか。ほのぼのしていて大晦日に鑑賞出来たのはぴったりだった。
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