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ニーナ・シモン 魂の歌の010101010101010のレビュー・感想・評価

ニーナ・シモン 魂の歌(2015年製作の映画)
3.5
冒頭のお辞儀と、表情に驚愕する。なんだこれは…。

こういう人にしか歌えない歌、こういう人にしか出せない声の深みみたいなものってあるよなぁ、と思う。
だが生活は犠牲になる。政治的活動に傾倒するとともに、やがて音楽すらできなくなり、すべて崩壊する。が、彼女の人生、それで終わらなくて本当によかった…。

ステージの上に立った時に感じられる「自由」。
ピアノがうますぎる…。
マイルスも驚嘆したという録音、聴いてみたいんだけど、発掘されないのだろうか…。