TIL&GFF。なかなかステディな関係が築けない息子に母親の変わろうと思う愛が手料理を通して伝わった？笑いの要素もあり柔らかい。でもあの料理で八方円満はちょっと出来過ぎ。ジョージ・タケイが本人役で出演。

なら国際映画祭にて

とても見やすい良作でした。
まずキャラクター作りが上手い。みんな愛すべき個性を持っているのよね！クレージーだけど面倒見の良い隣人のモリーンとか、正直になれない不器用なエリオットとか、絶妙なロマンチスト具合を見せるエリオットの恋人イアンとか、不満タラタラだけどお店のために頑張る従業員の二人とか。言い出したらきりがない。

餃子っていう昔から愛される食べ物に包まれているのが、定番の具材もあれば挑戦的なチーズバーガー味だったりもする。オーソドックスな餃子に激辛ソースをトッピングしたい人もいる。
とりあえずみんなそれぞれの楽しみ方を知ってて好きなように食べる。
LGBTってまだデリケートなトピックで受け入れにくいと思う人が多いのも事実。だけど食の好みと同じようにそれぞれが好きなように、人を好きになれたらみんな満腹ハッピーなんだよってメッセージを、真正面から届けてくれた映画でした。