生々しいほど、愛
・レオスカラックス作品初鑑賞
・アレックス三部作の最終章
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▪️1月31日▪️
この映画に最大スコアをつけた
私のことだから、いつかきまぐれで点数が変わるかもしれない。だから、今回はこういう形で私の選択を残しておこうと思う。
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今作を否定するのはそれほど難しい
なぜなら、ここに映される純愛は、私が考える現実の愛という概念そのものだからだ
つまり、今作を否定するのは、愛を否定することと同義であるから、そんなものに点数をつけることがあってたまるかってもんだ
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2人の関係性を鮮烈に伝う映像ももちろん印象深いのだが、アクセントとなる花火・地下鉄のシーンなども芸術的で素晴らしい。
そして信頼のもつれが破滅へと続く恋愛模様が鮮烈で、何度も2人に感情移入してしまった。
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愛とは相手のためにする行為ではなく、相手の信頼を自分へ仕向けるために誓う倫理との決別であると思う。
だから相手のためにならないこともしてしまうし、不条理な行動をも引き起こす。
そして不条理だからこそ、破滅が待ち受けるのである。
そして罪なことに、我々をそうしてかき回す愛という猛烈な悪者は、賢者が頭を抱えるほど曖昧なのである。曖昧だから咎めようにも迷い、苦しみは我々の内側に向かってゆく。
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愛とは信頼を前提にした破滅への片道切符なのだ。
でも、我々は人を愛せずにはいられない
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🎇まとめ🎇
猛烈に臭いレビューを書いてしまった気がするが、まあ数少ない5.0(変動あり)なのだからこれぐらいはっちゃけてもとがめられないはずだ。なにしろ感動してるからこのような文体になるのだ、何を咎めることがあろうか!