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ひたすらいなくなった子どもたちを思って親が嘆き悲しむ映画だ。
狭義のサスペンスやミステリーではないので、そこは注意していただきたい。
子どもが突然行方不明になり、町の人々からは心ない噂を立てらる。
時間の経過とともに灼熱の砂漠地帯での生存確率はどんどん低くなっていく。
娘に関する芳しくない事実も判明してくる。
親が精神的に参ってしまうのも無理はない。
だから、父親の無神経な言動や暴力を無条件に批判する気にはなれないのだ。
このように物語は重く考えさせられるものだが・・・
如何せん面白くない!
そう、次の展開はどうなるのだとか、娘はどうなったのだろうとか、そういう事がほとんど気にならない。
ニコール・キッドマンの母国凱旋と熱演に比して、少々残念な感想となってしまって申し訳ありません。