表層的捉え方としては「ひどく珍妙な映画」
一応最後まで「どうなるんだ?」という好奇心は維持されたけど、結局ラストは有耶無耶のママなので、どう解釈していいのか何とも言いようがない。
一つ確かなのはニコールキッドマンが大いに孤軍奮闘していた事。
途中発狂しかかり淫乱人妻になりかけたり、それもまた訳わからん場面だったが、彼女のおかげで最後まで見切ったという向きも多いんじゃなかろうか。
もっと豪州先住民アボリジニの土着宗教性とかを強調し、ホラーミステリー風にすれば、あのエンドでも納得できたかもしれないな。