イタリア産のゆる〜いヒーローもの。ファミリー向けだったんですね。ジャケ写をあまり見てなかった・・・。主人公、若いよね、よく見たら。
ちなみに若いけど、繊細そうで将来楽しみなイケメンです。
イタリア映画って、マカロニウェスタンとか激しく血みどろのスプラッタとか青い体験系のイメージか、もしくはフェリーニやビスコンティみたいな芸術系？のイメージが強くて、こういう中間な映画は案外観たことがなかった気がする。偏見か？
ストーリーは能力を得て最初は調子に乗った主人公がハッチャケて、そこから成長して活躍していくという、若手ヒーローもののお約束に忠実。スパイダーマンですね。
ハッチャケっぷりも透明人間のお約束に忠実。まぁ男の子はそうするよね。
けっこうやらかしたと思うんだけど、イタリアのオカンというかママンは叱りっぷりが寛容でむしろそのことに驚いた。文化の違い？
正直、勝手なイメージによるイタリア映画らしさを求めて観たところもあったので、やや肩透かしだったけど、途中から切り替えてゆったりと眺めると、ジュブナイルを読むように楽しむことができました。
観るなら肩の力を抜いていきましょう。
続編必須ですが、見当たらないですね〜。気になります。
