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「さようなら」に投稿された感想・評価

Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.3

あーっ、原作平田オリザか〜!
平田オリザっぽい!!

難民とアンドロイドっていう独特な組み合わせが舞台的だなという印象。
退廃的なはずなのに自然は美しいみたいな相対性。

日本人はさびしさのない国を探し、ドイツ人は幸せのある国を探す
うる

うるの感想・評価

3.4
宮台真司おすすめ映画で鑑賞
放射能汚染された日本から抽選で順に避難するのだが、それに外れるのは二世だからとか難民だからとか若くないからとか女性だからとか…。
主人公はアンドロイドと住む病弱な外国人女性(のちに難民だとわかる)
女性はアンドロイドから知識を得て、アンドロイドは女性から感情を得る。
最期朽ちていく女性。
手入れされないためにホラー化(に見えた)していくアンドロイド。
竹の花を見るラストシーンは感動ものなのだろうけど、そこに至るまでのアンドロイドの姿がホラーにしか見えなくて怖かった。
鷹の道

鷹の道の感想・評価

3.0
終始淋しい気持ちにさせられる作品でした。最後のアンドロイドが竹の花を見るシーンが切ない。
世界観がアンドロイド、原発、難民、国籍等織り込まれており、抗うことができない儚さを感じた。
アンドロイドとの芝居を初めて観たが、人間とは違うキャッチボール、反応はあるがそこには無機質なものが跳ね返ってくる、新しいものを見た。
matur

maturの感想・評価

3.6
今の状況下で観ると、、より心に迫るものがある。。こういうことがおこってもおかしくないのかもしれない。。
Berth

Berthの感想・評価

3.9
度々闖入者を登場させる深田晃司監督だが、今回はアンドロイドが違和感なく画面に登場する。誰もいなくなった街に残る、ターニャとアンドロイドの長い時間経過は素晴らしい。死を待つターニャと命をもたないアンドロイドの対話は、まるで生きている人間のような温かさを感じられる。
震災以降「とどまるか、なくなるか」という繊細なテーマから、最後はいつものように疑問を投げかける構成が見事であった。
深田晃司監督の2015年、ディストピア的作品。静寂の中、美しい野山と風になびく葉の音が聞こえる山の中のモダンな一軒家、その家の窓から見える風景とソファに横たわる金髪の女性と彼女の使用人であるアンドロイドのレオナのほぼ室内劇。僅か近所へ外出することもあるが、あくまで静かに静かに物語は進んで行く。時は近未来で、原子力発電施設の爆発により、日本は放射能汚染され、政府は国民に避難国を決め一人一人国外脱出しているというSF的な状況だ。なのに全く自然な感じのする作品だ。

ターニャは幼い頃、家族とともに南アフリカから来日し(アパルトヘイトで押し出され難民だったか?)お父さんの仕事でここ日本に根をおろして暮らして来たから日本語も話せるし、英語フランス語ドイツ語も、アンドロイドのレオナ(日本人のよくいるタイプの顔、しかも後で知ったが「アンドロイド研究の世界的な権威である大阪大学教授・ATR石黒浩特別研究所客員所長の石黒浩が開発した本物のアンドロイド「ジェミノイドF」が出演している」という訳で本物のアンドロイドらしい!!)が色んな言語で眠りにつくまで詩を暗唱してくれたりする。この詩と風景がたまらなく良いです。風の音だけが聞こえる部屋でこんな介護ロボットにいつも詩や小説を読んで欲しい。

ターニャは身体が弱く、何かの持病があるが、病院に行って治療したくても非常事態だから、順番待ちを強いられ、段々とこの世に執着なく、このまま死滅して行く自分自身を受け入れている。今私達が経験しているコロナ禍の世界に似ている。私はまだ死を身近に感じてはいないが、いつどういう事情で世界がこのようなディストピアになってもおかしくはない。ターニャも、いつも訪ねて来てくれる日本人の友人も、過去があったり、途中で知り合う人にも前科があったり、脱出の順番も富裕層、好条件の人から選ばれていくらしいので、順番が回ってきた頃には命尽きてるかも知れない。彼らはそうやって無理してまで生きるのを諦めている。

本作について、絶望感が漂う、暗いという批評は的外れで、絶望感の中で自分の心と向き合う最期の場面を映し出した美しい作品だ。『ニーチェの馬』を見ましたか?殆どセリフもなく風の音だけで感動させる巨匠の作品も多くある。深田晃司監督はまだそんな高齢でもないのに、なんという成熟だろうか。

【ネタバレあり】

一つ最後に面白かったのは、アンドロイドに感情はなく、レオナが見せる感情は全てAI由来のものはなく、全部ご主人さま、ターニャからもらったデータのインストールらしい。ターニャは今までレオナと話していたのではなく、ずっと自分自身と語りあっていたのかと気付かされる。

最後に、人間が死に絶えた後、アンドロイドはソーラーパワーで?(多分)蘇り山道を這う様に一定のペースで進んでいく、そして彼女は背の高い麦の穂に揺らぐピンクの花を見た。その時、感動した様に花を見上げる。この瞬間はアンドロイドの中に亡くなったターニャが存在していることを意味する。きれいなエンディングだった。
Jimmy

Jimmyの感想・評価

3.8
原発事故を扱った深田晃司監督作品。

原発事故発生した日本で、日本は終末を迎えており、国外に避難する人々が続出しているという設定。
そんなさなか、日本から避難できない(しない)女性(ブライアリー・ロング)とアンドロイド(ジェミノイドF)が暮らしている。
この人間とアンドロイドの共演には驚いた。

映画「さようなら」は先を見越した近未来的な作品であった。
舞台演劇の方は観てはいないけど、うまく世界を広げられているのではないかと思った。光を巧みに調整する演出は、舞台から得た発想かと感じた。
どこかで観たようなカメラワークや芝居の演出からは監督はフイルムノワールをよく研究してると思った。
設定も筋も良いけど、絶望の美学は足りなく感じた。
吉村萬壱の小説「ボラード病」を思い出す設定、とともにこの小説の映画化を期待する。
キリン

キリンの感想・評価

2.0
話しの設定としては面白いけど
実際の中身は面白くなかった

只管静かに起承転結らしきものもなく
登場人物が詩を語るだけ

自分にその辺の知識我沢山あったら
もっと楽しめるのか。。。
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