ウェルテル

さようならのウェルテルのレビュー・感想・評価

さようなら(2015年製作の映画)
3.8
アパルトヘイト廃止後に難民となった白人。被害者であり加害者でもある。外国人ゆえに避難が遅れていることを途中で理解した。
終末感のない農村の穏やかな雰囲気とアンドロイドが違和感なく溶けてる。死ぬのをひたすら待ち続ける日々。哀愁哀愁。
悲しみをなくすことと幸せになることは同義なのか。アンドロイドは孤独を埋めてくれるけど、それで幸せになれるかどうかはこれからもテーマになり得るだろうな。
上田岳弘あたりが書きそうだけど。
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