こんな土地、日本にあるんだ！の驚き。すんごいロケーション。（霧ヶ峰高原）
事前情報入れずに観たら、レオナは普通に俳優が演技してると思ったはず。今のアンドロイドがこんなに進化していたことに驚き。
これぞ深田晃司監督というギョッとするタイミングの行動と会話（ターニャが死の予感を話しだすとこの緊張感！）が随所で堪能できるが、映画一本を貫く吸引力というか推進力というか、が弱かったかなあ。
広大な自然の風景と明確な筋がない話運びが、最近何本か観たケリー・ライカート監督作を想起させたが、あっちが映画でしか表現し得ないものになっていたのに比べ、こっちは別に小説や演劇でも（というかむしろそっちの方が）よかったのではと思ってしまった。
