藤十郎の恋の作品情報・感想・評価

『藤十郎の恋』に投稿された感想・評価

Scriabin

Scriabinの感想・評価

5.0
音楽が最高。音楽に呼応してリズムをつける役者も良いし、声も良い。
osakana

osakanaの感想・評価

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序盤ほぼ原作膨らましてるだけのようだったので多少油断していたところ、こちらの期待を優に超えてくるあの禍々しい反復!

撮影の杉山公平は『元禄忠臣蔵』などでも良い仕事をしたわけでこれはもう森版の『近松物語』。小沢の近松が敵か味方かすべて芝居のためと適役。

いちばん印象に残るのは、絶望する京マチにカンって音が響くとこ…

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長谷川一夫。京マチ子を苦しめ、香川京子を苦しめ、何て罪な男なのか。白黒であり、化粧してる影響があるかもしれないが、あれで50歳!目鼻立ちのクッキリしてること。

題は、籐十郎の恋。え、籐十郎さん。全…

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yukie

yukieの感想・評価

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美術担当/小村雪岱
聖徳太子像の掛け軸→雪岱が修行時代に書いたもの
花、お軸、調度品

衣装/甲斐庄

凝り方が半端ないふたり
TagTak

TagTakの感想・評価

3.0

前年1954年の溝口健二『近松物語』のモチーフになった「大経師昔暦」を題材にした芸道モノで、主人公を『近松物語』と同じ長谷川一夫が演じることでメタ的な虚構性が高まってるのが興味深い。芸道のためなら女…

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暗い部屋で悩む藤十郎の下に光を持ったお梶が寄ってくるシーンには色々な含意があって良かった。藤十郎を慕う女の子は敷居の外にいたり、お梶も番台の中にいたりと、仕切りの存在が印象的だった。結果的にお梶を死…

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こ

この感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

長谷川一夫の本音がいまいち掴めない危うさ、に埋もれていく京マチ子
不義密通 で深く悩む当時の人々の様がなにより深く刺さる

『夜の蝶』後だったせいもあってか、歯切れが悪く感じてしまい、画面が終始暗か…

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芸の話
「夜の蝶」と二本立てで文芸坐で見たが、これも江戸で歌舞伎がどのように見られてたか、不義密通がどんな扱いだったのか当時を覗いているようで面白かった
雪

雪の感想・評価

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長谷川一夫は溝口健二の『近松物語』(1954)で茂兵衛を演じて、森一生『藤十郎の恋』(1955)で茂兵衛を演じる藤十郎を演じて、わたしまだ見ていないけど1938年にも山本嘉次郎『藤十郎の恋』で藤十郎…

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