爆裂BOX

ラプターの爆裂BOXのレビュー・感想・評価

ラプター(2007年製作の映画)
3.4
タイでワニ園を営むジャックだったが人食いワニによる被害が多発し、自身のワニ園から逃げ出したワニの仕業ではないかと疑われワニ園を閉鎖に追い込まれる。ジャックは無実を証明しようと奔走するが…というストーリー。
思いっきりジョーズをパクったジャケットですが、内容の方もジョーズに似てますね。ワニとの戦いよりも人間ドラマ重視の作りです。なので登場人物はあんまり死にません。ですが、それぞれの登場人物のキャラがしっかりしてるので結構楽しめます。
ワニは実物とCGを使って撮影してますが、実物とCGのシーンで大きさが違ってるんですよね。CGの出来がイイだけにそこはもうちょっとちゃんとしてほしかったですね。ワニの大きさは6メートルと大きいんですが、他のワニ映画のように怪獣のような大きさではありません。
前述したように登場人物があんまり死なないのでワニによる襲撃シーンは多くないんですが、子供でも容赦なく襲われるのはちょっとビックリでしたね。後、悪役はしっかりワニに食われます。プールで市長が喰われるシーンは「流石に6メートルのワニがプールに居たら飛び込む前に気づくだろ」とツッコんじゃいました(笑)ワニとの最終対決はアッサリ決着しすぎて消化不良感は否めませんね。本当にアッサリし過ぎて「え、今ので死んだの!?」とビックリしました。
マイケル・マドセンがワニハンター役で出演していますが、渋カッコよかったです。セリフもいちいちかっこいいし、後半は完全に主人公喰ってましたね。
ワニ映画の中では普通に楽しめる作品だと思います。