片腕マシンボーイ

NINJA THE MONSTERの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

NINJA THE MONSTER(2015年製作の映画)
3.0
葵祭2日目!いやさか!いやさか!
葵ちゃんがお姫様とか…マシンボーイが葵姫の駕籠を担ぐ!

江戸へと向かう一行をローションお化けが襲ってきたぞ!かわゆいかわゆい葵姫をエロ漫画みたいな目に遭わせられっか!忍が葵姫守って戦うよ!って話

もうな!駕籠担いでるヤツら!ぷんすか!駕籠に乗ってんのが葵ちゃんやってわかっててあの粗暴な扱い…、ちんこ落として張り付けの刑よなぁ!急に降ろすもんやから葵姫痛がってるやん!葵姫のかわゆいお尻に傷ついたらどないすんねん!ド低脳には任せておけん、やっぱりマシンボーイがひとりで担ぐわ!
そしたらな、マシンボーイは葵姫のかわゆいお尻には傷どころか跡ひとつつかないくらい優しく運ぶからな、ゆりかごの如く優しい揺れに葵姫は直ぐに眠りに落ちると思うんよ、でな、江戸に着いてな、ようやく目覚めた葵姫は言うんや、「マシンボーイの担ぐ駕籠はほんと気持ち良いのぅ、よし!何か褒美をやろう?何が良い?」「そんな!勿体ないお言葉、マシンボーイには葵姫の笑顔が何よりの褒美でございます」「しかしそれでは私の気が済まん!う〜ん、そうじゃのう…、ではこれはどうじゃ?」と足袋を脱ぐ葵姫、「聞いたところによると男とは女子の足袋の匂いをクンカクンカするのが何より至福とか?出立の時からはき続けているこれをマシンボーイにやろう、思う存分クンカクンカするが良いぞ」「そ、そんな!マシンボーイに葵姫の足袋など畏れ多い…」「…不服か?」「い、いえ!家宝にさせていただきますぅ!クンカクンカ、くぅ!疲れが吹っ飛びまする〜」

さて本作、海外市場向けの忍者アクションらしいが、アジア市場へのアピールか?主演はディーン・フジオカ…、いかんせん中国刀大好きディーンのアクションが中国寄りすぎて萎える

同じく海外市場向けに作られた忍者が出てくる映画と言えば「片腕マシンガール」の服部半蔵の子孫であるヤクザ忍者達や
我らがSUSHI TYHOONの「エイリアンvsニンジャ」などがあるが
あちらは元からしてSF要素やコメディ要素が満載でアメリカ人もナルト感覚で観ているであろう(多分)から良しとしよう

本作ももちろん物の怪(ローションお化け…)のでてくるれっきとしたSFではあるが
忍者や日本の風俗描写などはいたって真面目
アメリカ人が観たらきっとこれが日本の中世か!って目を輝かすのは間違いない
にもかかわらず…ディーンさんよ、日本刀の扱い方が完全に中国の柳刃刀じゃねえかよ!くるくる回すな!趣味全開すんな!
忍者ならなんでもありやと思ったんかしらんがこれでまた世界5億人の西洋の忍者ファン達が日本と中国をごっちゃにしてまいましたな
ブルース・リーは日本人ちゃうぞ!
日本はミフネや!セッシュウや!サニー千葉や!Perfumeや!
挙げ句の果てにディーン大して役に立ってないし…
やっぱり拓さんか三元さん主演が良かったよなぁ!

でもな、葵姫は最高!ぺろぺろ

「…不服か?」「い、いえ!家宝にさせていただきますぅ!クンカクンカ、くぅ!疲れが吹っ飛びまする〜」
もう葵姫の香りに頬が緩んで仕方ないマシンボーイ、ぺろぺろ
「ところでマシンボーイ、おぬしやたらとぬるぬるしておるが?まさか私が寝ている間にローションぬるぬる人間ボーリング大会で盛り上がったのではあるまいな?ぷんすか!」「い、いえ!これは山越えの時に襲ってきたローションお化けの体液であります…」「まことか?」「マシンボーイが姫に嘘をついたことが未だかつてありましょうか?」「…わかった、信じよう、しかしローションぬるぬる人間ボーリングをやる時はマシンボーイは私専用の玉だからな、浮気は厳禁だぞ!」「も、もちろんであります!マシンボーイは葵姫専用のタマタマであります!ぺろぺろぺろぺろ」

もうな!葵ちゃんは健気なお姫様をそれは可愛らしく演じておりましたよぉ、葵姫加点有りだ!+1.0
だからただもう、藩の人民の幸せとかどうでもいいから葵姫だけには幸せになって欲しかったよなぁ!なんなん?この微妙なモヤモヤするラスト…ぷんすか!