YasuhitoArai

私は好奇心の強い女 イエロー篇のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

3.6
監督のヴィルゴット・シェーマンは、交際相手で政治に疎いレナを主役に政治的な映画を作ろうとするが・・・という話。

世界的なポルノ解禁のきっかけになった作品だけれども、ポルノ的なところよりも、アヴァンギャルドな要素が一番印象に残る。観客に向けて問いかけたり、煽ってくる。ドキュメンタリー的な部分とフィクションの部分が多重的に組合わさっていて少し混乱する。

スウェーデンの実際の人々の話す感じとかが観れて良かった。1960年代の左派的な要素を多分に感じられる。
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