ばし

プラネタリウムのばしのレビュー・感想・評価

プラネタリウム(2016年製作の映画)
2.0
つまんなかった
久しぶりにつまんない映画見たなーと思うくらい

野心家の姉とイノセントな妹、一発を狙う映画プロデューサー…それぞれが夢見ている人物で、確か劇中でも出ていた「人は見たいものしか見えない」を降霊術っていう設定を使って表現しようとしたのはわかるんだけど…
肝心の降霊術がストーリー上必要性を感じなくて(これは主に宣伝のせいであると思うけど)霊は存在するのか!?なーんてことは正直どうでもよい、マクガフィンなのでそこに釣られて見た自分的には肩透かしを否めない
しかも主題(だと思った)の妄執、執着の終わりっていうのもテーマとしては好きだからこそ、そこまで生きてこない降霊設定がノイズになったりしてもうちょっとうまくできたと思うんだけどなぁ…と思わざるを得ない(主観ショットとかパーソナルな空間に"何か"がいるのを匂わせるとか、それこそ念の存在を薄ーく漂わせるとか)

ナタリーポートマンの魅力は十二分に出ていると思うので、PV的に堪能するためだけの映画ってカンジかなー
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