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神様の思し召しのrrのレビュー・感想・評価

神様の思し召し(2015年製作の映画)
3.5
外科医と神父の、信ずるものが異なりそうな凸凹した二人との関係をのんびりと眺めるような映画でした。宗教を取り上げた映画ですが、かなりラフで親しみやすく、さっくりと見ることができます。

少し棘もあり暴走気味なところもあり…愛嬌のあるキャラクターも多くて、主に外科医であるトンマーゾの視点から物語が織りなすのですが癖のある彼の周りに、同じような曲者揃いというような印象を受けました。

個人的には神父に出会うまではやや窮屈で単調な印象で、神父との出会いからドタバタとコメディ感が強調されて行くような気がします。友情が帰結する瞬間は観ていて胸がきゅっとなり、「なんだかいいなぁ…」と思いました。
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