このレビューはネタバレを含みます
まあまあかな？そんなに悪くないけど、そんなによくもない。
エラソーで感じの悪いおじさんてイタリアにもいるんだな、と。外科医って確かサイコパス率高いんじゃなかったかな？でも、そこまでサイコパスじゃなく、イタリア人にしては感じ悪いよね、という程度。ちゃんと神父と友だち同士になるところは、さすが仲好しイタリア男。その分、女性たちはいつもながら雑に扱われている気がするが…。この外科医、最後まで妻の問題にまともに関心を持って向き合うことはなかったよね…。
学生たちをアジるお母さん、宗教ドラマにハマる妹、無表情なクセニア、ピンクの爆弾ボディーのローザ、女性が担当してる他愛ないギャグの部分はわりと好き。ナザレのイエス、私も見たいぞ。
どんな風に話を落着させるのだろう？と思いながら見てたら、結末はけっこう衝撃の展開。奇跡は起きたのか起きなかったのか、どっちなんだろう？宗教の話は難しい、のかどうかすらもよくわからない…。
初めて見た神父さん役の人はイタリアのベニチオデルトロって感じ。ほんと、感じのいいイケメンにはいくらでも事欠かないな、イタリア映画。
トンマーゾ、いい服着てるだけじゃなくいい家に住んでました。さすがは高級住宅地。でも、低所得者住宅の方もだまし絵？が壁に描いてあったりして面白かった。イタリアのインテリアは多分世界最高。出てくるドアを見るだけでもそのレベルの高さがわかる。病院までお洒落だったけど、さすがにあれは映画用では？サンピエトロ寺院のドームが見えていたように思うので、多分場所はローマ。
