映画大好きザウルスくん

メカニック ワールドミッションの映画大好きザウルスくんのレビュー・感想・評価

3.5
☆再鑑賞☆
監督ステイサム大好きだろ!前作関係なし!元最強の殺し屋ステイサムが自身のお約束をふんだんに詰め込みただカッコよく「メカニック」に敵を殺し続ける傑作!緩やかな序盤から完璧な暗殺を連発する中盤、そして怒りのラストバトル…前作よりずっと好きだった🙌✨

大人数相手に無双するってより大人数の利点を剥ぎ取るように狭いところで相手の頭数を削って、いつの間にか全員丁寧に殺されているのが美しい。だから機関銃よりむしろサイレンサーやナイフが似合うんだろうな。服脱ぐのも泳ぐという目的があってこそだし、全て計算されてるのマジ「メカニック」やわ👏

今回は他作と比べて泳いでるシーンが圧倒的に多いのも魅力的だった。やはりステイサムと言えば元水泳の飛び込み選手なだけあって水泳で1番そのポテンシャルを発揮すると思う。しかも今回は直接飛び込みを披露する大胆さ、サービス精神に溢れていて素敵でした✨

殺しの詳しいトリックはよく分からないけど雰囲気で納得させられるから問題なし!後半はちょくちょく雑なCGが目立ったけどそれも予算内で頑張った結果だと思おう!

「俺は何人も狙い通り殺してきた。君ぐらい救える。」

序盤に放ったこの名言に一生惚れ惚れしていられる素敵な作品でした🎶(俺男だけど)

〈追記〉
これだけベタ褒めなのに自分の中で突き抜けた評価にならない理由を考えてみたら「お約束を守るのはいいけどワンポイント、この作品だけの独自性を付け加えられなかったから」という結論に至った。お約束を押さえた上で色を1つ加えられたらグッと印象に残るんだけどな〜そこのバランスが難しい!笑(だからこそ一般的に本作より評価低めな『ハミングバード』の方が好きだったりする)

あと敵の目的がステイサムとの過去の因縁を晴らすことではなく自分の商売敵を消させるだけだったところも何だか拍子抜けしたと言うか、ステイサムとの関係は特に深掘りせずほぼスルー。そもそも敵に魅力なかったし一騎討ちの迫力もビミョかった。せっかくならトミー・リー・ジョーンズを敵役にキャスティングしてほしかった。