このレビューはネタバレを含みます
2D字幕にて鑑賞。
3D効果前提のカメラワークは仕方がないとしても、前作ではあんなにハードボイルドだったアーサー・ビショップのキャラクターがへにゃへにゃになってしまっているのはどうなの?!
前作にも増してトンデモな暗殺の手口(内1件は確実に容疑者になってるだろう)、お父さんの時計とか孤児とか孤児時代の因縁とか治療師の弟子だったとかいう諸々のイキナリな過去設定。
ステイサムが泳ぐシーンはバッサリカットするのに唐突にヒロインのいいケツをナメる3Dカメラ。かと思いきやステイサムが泳ぎまくる! 延べ20分ぐらいは泳いでいたような(笑)
一番ダメなのは因縁の悪役の動機をビショップが突き止めるシーン。武器商人の勢力図が本当に雑! ピザ切り分けるんじゃないんだからさ!
と、まあとにかくアラや陳腐さが目立つ映画だったけど、それってそのままアクション映画の良さ。なのでツッコミを入れつつ観終わったときには変な満足感に包まれていました。ステイサムがかっこいいのは揺るがないしね。