通りすがりのアランスミシー

ゆきおんなの夏の通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

ゆきおんなの夏(2016年製作の映画)
1.2
なんというか特筆して言うべき言葉が特に見当たらない作品。
雪女というファンタジー要素があるのに話はバイト先のカフェと自宅アパートと行きつけの飲み屋だけで完結、「これファンタジー要素いる?」と思ってしまった。
さらにいうと上映時間47分というのもちょっと信じられない、確実に100分超えだと思っていた。

なぜこんなに長く感じたのか考えてみたが
恐らくあまりにもカットを割っていないからだと気づいた。
そこそこセリフもあるのに全然カットが割れないし、カメラも動かないので正直しんどい…。

またこれはこの作品に限らずなのだが、インディーズ映画はなぜかカットが「人人人」と画面が人だらけになりがちで余計にきつい…。
割れないなら割れないなりに、広い画面を入れるなり、物に逃げるなりして画変わりを多少は入れて欲しかった。