極小の単位が全体を成していく、というより、その全てが同時多発的に存在し世界を構成している、という世界観が、形式と主題の見事な統一に支えられている。
かといって単なる主題論で語れるほど優等生的なバラン…
このレビューはネタバレを含みます
『きっと全て大丈夫』として長編特別編集版を鑑賞。病に侵されていくビルは死と対面し、より深い精神世界へと突き進んでいく。死は恐ろしいものではなく、死後もビルは生き残り、宇宙が終わるまで世界を永遠に見届…
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自分の最期が近いと知り、世界の美しさに気付く。世界はいつだってカラフルで光で溢れているはずなのに、日常の中でそれらは埋もれてしまいがちなのかもしれない。皮肉だよね。それでも「なんて美しい日」と言え…
海外のとあるSNSの映画セクションで、2010年代のベスト・ムービーの座に君臨していたのがこれで、ずっと見たかったんだけどレンタルになかったのでとうとうDVD買っちゃいました。アメリカでカルト的な人…
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