モガモガ

ドント・ブリーズのモガモガのレビュー・感想・評価

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)
4.0
少し前、敬老の日だったので…

観ました。めっちゃ良かった!
こういう肌で感じる緊張感…大好物です。


最初は、そこまで緊張感を感じてなかったんだけど…スティーブン・ラングさん演じる盲目の爺ちゃんが登場してから、場の空気が一気に変わって。
だって催眠ガス効いてないし、アッサリと1人やっちまうし…コッチまで息吸うの止めちゃうくらいに魅入った。

全体的にピリピリしてて良かったんだけど、個人的には地下室での攻防が好き。見えない恐怖っていう演出が最高だった!

突然、真っ暗闇にされてパニックになる感じが…。
相手は盲目だから闇なんて関係ねぇ感じが…。
どこに何があるか分からんから手当たり次第触って
立てちゃダメな「音」を立てちゃう絶望感が…。
堪らなかった!


でも、やっぱりキャラクター達の立場っていうか全体の構図が、途中から「真逆」になる所が最も面白いとこだと思う。

最初こそは娘の死があって得た、いわば形見ともいえる「お金」を狙われて…爺ちゃん擁護っていうか、追う追われる関係性だった両者が…ねえ。

爺ちゃんの目的が明らかになった途端の、それまでとは全く違う恐怖が…予想外の裏切りに鳥肌がヤバかった!しかもよく見たら毛が混ざってんだよね…アレ。


ほんと良く出来たスッゴイ映画でした。
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