マーシュランドのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

スペインには大学生の頃行きました。懐かしいなぁ…と思いつつ、この作品にはサグラダファミリアもバルセロナも出てきません(笑)湿地帯とホコリっぽい大地…パッと見てもここがスペインかは分かりませんでした。しかしながらこの作品の雰囲気にぴったりでした。雰囲気はとても良かったんだけれどなぁ。。
大きい展開がある訳でもなく、たくさんの謎が謎のまま…含みを持たせて終わってしまったので、気持ちが置いてけぼりになった気分でした。わたしが解決できてない（理解力が足りなかったからかもしれない）謎、ラストの写真に映った顔のわからない男性、霊媒師？おばさんが放った相方への一言、死体の損傷の意味、被害者父の怪しい行動…等々。犯人がわかった最後でも、ものすごくモヤモヤして終わりました。勝手に父親怪しいんちゃう？母親も怪しい…？イケメン青年怪しい！とか、色々推測しながら見れるのは面白かったです。時代背景を知ってたらきっともっと楽しめたと思いました。割と政治的なワードが出てきたりします。残念ながら無知だったので分からなかったですが…。
普段スペインの作品は見ないので、新鮮さはありました！ご興味あれば是非。
余談、マシューランドだと思ってググったら釧路のホテルが出てきました(笑)マーシュランドね…。