80年代、スペインの小さな町でゲス野郎たちがひしめき合う。小児性愛やハードSM、薬物が蔓延している。
もう冒頭からゲス黒い闇に包まれている。真っ暗で前が見えない。ちっ、誰か懐中電灯かロウソクでも持ってこいやーっ!
少女の失踪事件が連続する。少女たちもイイコトが好きで要は尻軽らしい。
消えた少女たちはどこへ?
バイオレンスな刑事コンビが迷路を彷徨う。湿地帯で身動きできなくなる。
ケッ、変態野郎は誰ダーッ!
荒削りで埃っぽい乾いた映像が不気味さを醸し出す。物悲しい音楽が哀愁を帯びる。猟奇の匂い、得体のしれないゲスい影が忍び寄る。
スペインのアカデミー賞にあたるゴヤ賞で作品賞・監督賞など10部門を獲得したって?でっ、でも…
このゲスい、ジワジワくる結末は何だぁーっ、バッキャ…ピクッ、ピッ、ピク、ピク、ピク…(ご臨終です)
死んでねーっ、バッキャローッ!