おらんだ

ウーマン・プリズン 私刑のおらんだのレビュー・感想・評価

ウーマン・プリズン 私刑(1981年製作の映画)
2.5
新婚旅行中のカップルが迷い込んだのは、アシダ・ブランカ(白い農園)と呼ばれる治外法権だった。侵入するや否や捉えられた二人は強制収容所へと連行される。そこでは、知事のメンドーサと労動所所長のマグダの支配の元、女達が日々虐げられ働かされていた。

ジェームス・フランコではありません。ジェス・フランコ。検索をかければ一発で分かりますが、変態的作品しか撮らない変態監督です。今作もご多分に漏れず、遺憾なくその才能を発揮しています。

まず手始めに、この映画に出演する女性の実に90%がトップレスです。内訳30%はボトムもレスです。画面には5分に一度の割合でおっぱいが「映らない」時間があります。そのくらい常に丸出しです。恥じらいが無いのでかなり無機的です。

次に着目するのは、嗜虐嗜好(サディズム)の多さです。前述の知事と所長がやりたい放題で、女囚を使って悪の限りを尽くします。適当に弄ぶのは序の口で、飽きたらわざと逃がしてヒューマンハントを楽しんだりします。そんな変態描写がワンサカです。

エログロに分類されるのでしょうが、グロは控えめです。残虐なシーンは多いですが直接的な描写が無いのでその辺りは安心して観て頂けるかと思います。ただし、絶対に一人で観るべき映画には分類されると思います。
おらんだ

おらんだ