これまたジャケットがたまらんですな。『テラー・トレイン』をレビュー。
『ハロウィン』や『ザ・フォッグ』と言った有名ホラーにも出演した"スクリームクィーン"こと"ジェイミー・リー・カーティス"が抜擢されていることが本作のウリだそうだが、私にとっての『スクリーム』クィーンは、シドニーもとい“ネーヴ・キャンベル"である。
"大学生活最後のパーティが周遊列車で行われる。仮装して盛り上がる学生たちであったが、その中でひっそりと殺人が多発する"
基本的には退屈な作品だ。似たような展開の繰り返し、ビックリするシーンも少なければ造形もショボい。スクリームクィーンは全然"スクリーム"しない。終盤、ここぞとばかりにスクリームする。
あと列車モノって止まれない!ってシチュエーションを活かすモノだと思ってたんだけど、本作は中盤で普通に停車して乗客全員を降ろすのは逆に新鮮であった。
いいところ…割とガチめの仮装した状態で酔っぱらったりエッチしようとするのはバカらしくて好き。あと、EDがなんか妙に明るくて、でもその中に切なさが感じられる名BGMに仕上がっているのは素晴らしい。調べても出てこんけど。
結論としては平凡なホラーなんだけど密室で顔のわからない犯人と割と互角にやりあうって点ではオレの好きな『スクリーム』に通ずるものがあった。『スクリーム5』、早く観たいね!以上!
#おバカ犬隠れ名曲記録