NONAME

マスターズ・オブ・ホラー恐1グランプリ/ハンティング/ムーンフェイスのNONAMEのレビュー・感想・評価

3.4
終わりと始まり アウトとイン KILLとLOVEのワンダーランド 『マスターズ・オブ・ホラー』の世界へようこそ。この“レビュー”を見られた方は運がいい(すでに鑑賞済みの方には失礼)。そうここが1950年代から産生をあげた俗にいう“ホラー映画”の終着地点だ。これが最高のデッドエンドムービーだ。1994年以降の“ホラー”なんざ犬とにでも食わしとけ。さぁ 用意はいいかい?そう神を信じない不届き者 ジョージ・A・ロメロ ダリオ・アルジェント トビー・フーパー ジョン・カーペンター (三池とダンテやつはフィルマークスにはないの?)が 文字通り“マスターズ・オブ・ホラー”の世界を君に教えてくれるだろう。倫理観の異常に強い人間には絶対に理解できない 何をも信じない無神論者による 神なき信仰 それこそが『マスターズ・オブ・ホラー』だ。
そう そして この世の中はKILLとLOVEに溢れているんだよ。結局 俺たち地獄行き。この世界にとって良いことなんてまったくしてないからね。俺達地獄行き 地獄まっしぐら 地獄は天国 地獄は地獄で天国。
そう そこからいろいろ始まるんだよ。また明日から『断絶』や『さらば青春の光』を見て コルトレーンやジミを聞いて やりなおせばいいのさ。
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