Yu

恐怖!キノコ男のYuのレビュー・感想・評価

恐怖!キノコ男(2005年製作の映画)
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おい!ワスカヴァジ!やる気あんのか!
でもやる気ないだけで意外と見れてびっくり!
自然発火の持病持ちレスラーには男気をを感じたよ!!

監督、キャストのはほとんどがワスカヴァジの姓を持つホームビデオで、制作予算140ドルのいわゆるZ級映画なんだけど、撮影に混ざりたいなぁって気持ちはどうしてもあるよね、制作陣の団結力あるっていうか、作品の方向性は定まっている。
Z級映画の最悪な部分でもある目立ちたがり屋が誰もいなくて素直に楽しそうで微笑ましい。

完全に身内のノリなんだけど、設定とかは意外と好きだった!62歳の退役軍人のパンツを盗んで出し抜く少佐って発想がイカれてる!!

ただね、前情報なしで見たら地獄であることは間違いないと思う。最初の5分は薬品を混ぜるだけのシーンが続く。途中で「やったぞ!」とか「よし!」とか、「成功だ!」とか挟むけどスローモーションを織り交ぜて薬品を混ぜ続ける。意識が飛びかけるよね。
他のカットに切り替わったと思ったらまた3分混ぜてて、
クソを目の前にすると人って「こうはなりたくない。」って思っちゃうんですね。この混ぜ時間はいろんな物事を冷静に考えられて、自分のことを見直すいい機会になったかと思います。

テンポは基本悪いんだけど急にテンポ良くなったりするから以外に見れるのかもしれない。ナヨナヨしないで、突然武装し始めるのはナイス。

色々我慢しながら1時間耐えても、その後挑戦者にとっては最大の難関となるクソザコCG祭りが待っています。
これCG技術が発達している今でこそ言えることなのかもしれないし、昔はCGを使うにも大変だったろうし仕方ないって、制作2005年かよ!!!!もっと古いと思ったよ!!!!石器時代の方がいい映画撮るぞ!!!やる気出せよ!!!!ワスカヴァジ!!!!!打ち上げ代を予算に回せ!!!!!それかもっと働け!!!!!予算を出せよ!!!!!!

クソ映画!って言われて視聴すれば、クソ映画!って笑って見れるけど、人生で始めてみた映画がコレだったら一生映画を見ることもなくなるだろうし、最悪死ぬと思います。
Yu

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