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阿部定 〜最後の七日間〜のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

阿部定 〜最後の七日間〜(2011年製作の映画)
3.0
昭和11年5月。料亭の住み込み女中・阿部定(麻美ゆま)は、情夫である料亭の主人・石田吉蔵(松田信行)の殺害と死体損壊の嫌疑で、警察の取り調べを受けている。刑事の執拗な訊問にも、定は犯行について是認も否認もしない。やがて定の口から、吉蔵の死と、その死体から局部を切り取るまでの経緯が語られる。そこには、常軌を逸した快楽に溺れた、男と女の凄まじい愛欲の世界があった。
「阿部定事件」を元にした映画は、「愛のコリーダ」などがあるが、今回はより実録物に近い感じ。
石田吉蔵と定が、待合暮らしをし続ける金をどう工面していたか、吉蔵の死の原因がはっきり描かれていたり、実録物の要素もあり、麻美ゆまのセクシーシーンも満載で、阿部定事件に興味ある人は一見の価値ありのセクシー映画。
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