まごー

フェームのまごーのレビュー・感想・評価

フェーム(1980年製作の映画)
3.7
NYの名門芸術学校に進学した若者たちの青春群像劇。
フラッシュ・ダンスのアイリーン・キャラの出世作。

80年代以降、
ミュージカル映画からヒット曲が生まれた数少ない一例。

夢を追うクセがすごい若者たち。
教師とぶつかり恋愛にぶつかり現実にぶつかっていく。

印象的なのは、
学生が道路に出てきて踊り狂って渋滞を起こすシーン。

あのシーンの曲が主題歌”Fame”だと思う。
Wikiにはホット・ランチ・ジャムって書いてあるけど、
それは、学校の教室で踊るシーンなので普通に誤記でしょ。

最後の”I Sing The Body Electic”のシーンのカタルシスがえぐい。
爆発を感じる。

『ロッキー・ホラー・ショー』のシーンはすごく良いな。
仮装して、絶叫して、ザ・カルト映画の消費のされ方って感じがして、
良かった。

80年代っぽくないよなあ。
陰鬱としてて、暗い。
不安であふれてる。

傑作だった。
まごー

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