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クリーピー 偽りの隣人のNのレビュー・感想・評価

クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)
3.6
綺麗で不気味な冒頭の入りは黒沢清節という感じでキュアに通づる部分を見出せる。
格子部分にピッタリはまるキャスト名にこれから2時間が楽しみだなぁとワクワクした。
途中まで抜群に面白く、一時も目を話せませんって感じだったのにだんだんとイライライライラしてきたのはどうしようもなかった…。
特に康子に。どうしてああも想像通りの弱さを見せてくるの〜って残念興醒め。

だだっ広い空き地と周囲の不気味な家達や、取り調べ?の動き回り、だんだんと光を失っていく演出とか、画的には良いところが沢山あったので尚更残念。
キュアのセルフオマージュ的部分があったりもしたけれどやっぱりキュアのがいい意味で冷たくて好き。
今の時代背景とかを加味するとクリーピー的描き方になるのかもしれないけれど。
香川照之の気持ち悪さは100点だったな。流石だ。
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