邹启文

チェイサーの邹启文のレビュー・感想・評価

チェイサー(2017年製作の映画)
4.3
これは午後ローで半年に1本あるかないかの隠れた名作枠。素直に感心した。正直記憶を消して見直したい。
誘拐された子供を助けるに親が頑張る名作映画「コマンドー」「96時間」のハル・ベリー版なんだけど、正直ここまでドキドキさせられるとは思わなかった。

本作が他の名作より優れてる点は何かと考えると、やっぱり主人公がブラックな職に就いているからなんじゃないかと思っちゃう。
こんなブラックな労働環境にいる人がやっとの思いでつかみ取った幸せを、己の私利私欲のために誘拐されるなんて、見てて胸が痛くなりすぎてそれだけで泣きそうになる。
だからこそ、ついつい応援したくなるし、どこかが上手くいきそうになるとガッツポーズを決めてしまう。

正直カーチェイスで迷惑かけすぎの領域超えちゃってるが、コマンドーも同じぐらい迷惑かけまくってるんで、シュワの筋肉に免じて許してやって
邹启文

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