キャトラーズ

永い言い訳のキャトラーズのレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
3.0
ん〜〜〜…
嫌いでは無いし、
満足してないわけでもないけど…
う〜〜〜ん……

衣笠幸夫が本当に一貫として
クソ野郎なのが良い部分もあれば
悪い部分でもある作品だった。
泣きました→小説書きました→売れました
…だからって終われないんだよなぁ。
幸夫の成長や気持ちの変化があったとて
それを幸夫自身が自覚して初めて
前に進めるのに、それが急過ぎて分かりにくい。

というか幸夫のことよりも
ピストル家にフォーカスし過ぎて
何見せられてるんだという感じだった。
彼と妻のことをもっと知りたいのに。
それが結果的に
〝幸夫は本当に前に進めているのか?〟問題に
確信を持てない大きな要因になってる。
小説を書けたから成長したと
早合点すべきではないんじゃないかと。

人生は、他者だ。と言うが
他人の家族の人生を介入することでそれを学び
自らの人生や妻に重ねて小説を書くことが
自分にはどうしても妻への侮辱に感じる。



「ゆれる」の方がまだ腑に落ちた印象。
なんだかな〜って。
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