みどり

永い言い訳のみどりのレビュー・感想・評価

永い言い訳(2016年製作の映画)
4.7
みなさん。
お願いします、劇場で観てください!

本作は、「(身近な人と死別して)残された人たちのその後の人生」を描いていますが、決して絶望的な物語ではありませんでした。永い言い訳をしながら、死によるメッセージと向き合っていく。
私自身は20そこそこの若者ですが、今だからこそ感じ取れるものもあったと思っています。観れて良かったです。

西川監督の最新作、ずっと待ってました。
公開されたらまた劇場に行きます。
ティーチインで監督がおっしゃってました。「音を褒められると嬉しい。映画館で観るのとDVDで観るのの違いは音にあると思う。」例えば最初のシーン。夏子が幸夫の髪を切っている音も、プロの方の音を深津さんの演技に重ねているのだそうです。

明るいテーマではありませんが、特に幸夫と子どものやりとりなど、作中クスッと笑えるシーンがたくさんあります。上映時間も、体感はあっという間です。

ああもっと、上手く感想を表現出来たらいいのに!
みなさん是非劇場に足を運んでください。レビューを拝見することを楽しみしています。
#Filmarks2016
みどり

みどり