主演のドニー・イェンは今やジャッキー・チェンに次ぐ、香港のカンフーアクションスターです。代表作は『イップ・マン 序章』（２００８年公開）、『イップ・マン 葉問』（２０１０年公開）になると思いますが、その前に２００２年に大ヒットした『ＨＥＲＯ』にも出演しています。
アクション監督としても活躍。実写版『るろうに剣心』で一躍名を知られた日本のアクション監督・谷垣健治とも協働しています。
どこにでもいるような親しみやすいおっさん顔（ポスター参照してね）で、一見弱そうな感じがしますが、いざカンフーアクションに入ると、身のこなしが素早く、キレがあり、そのギャップに惹かれてしまうのです。
『カンフー・ジャングル』は２０１４年に製作され、日本では２０１５年１０月に公開されています。公開された劇場が全国２０か所のみなので、劇場で観た人は少ないと思います。２０１６年３月にＤＶＤレンタル、デジタル配信がスタートしていますので、この時に観た人が多いでしょうね。僕は１０月放送のＷＯＷＯＷで初めて観ました。
ストーリーは武術の各流派の達人が次々と殺される事件が発生。ある事件で刑務所に服役中だった主人公（ドニー・イェン）が仮出所をはたしてその犯人を追い詰めていく。
簡単にはこんな感じのお話ですが、警察幹部や主人公の恋人などが絡むので話はもう少し複雑です。
観ていて感じたのは出演俳優が日本の俳優の誰かに似ていること。警察の女警部を演じるチャーリー・ヤンは満島ひかり、犯人を演じるワン・バオチャンは金山一彦、恋人役のミシェル・バイは・・・誰かに似ているが、誰でしょう？
そんなことはどうでもいいですが、第34回香港電影金像奨にて最優秀アクション設計賞を受賞しただけあってカンフーアクションは見応えがあります。
本作で仕事に疲れた心をリフレッシュしましょう！
