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カンフー・ジャングルのしゅへのレビュー・感想・評価

カンフー・ジャングル(2014年製作の映画)
1.0
最低評価が1.0しかないことを初めて知った。まあ、最後の幹線道路でのアクションシーンは緊張感があったので妥当かな。

脚本が酷すぎて見れたもんじゃない。最後まで見たけど。一人ひとりのバックヤードが中途半端に描かれているせいで、誰にも感情移入ができない。

カンフーは人を殺すための技術だという考えに至った悪者の気持ちも一切理解できない。その考え方自体はすごくいいフックになるのに。愛する妻が病気になることも、病に伏せる姿を見ることが辛いことも、わかる、わかるよ。でも描き方が薄っぺらすぎて、どうしてそうなったと思わざるを得ない。

主人公が妹弟子を思う気持ちもわかる。書けば書くほど陳腐だな。もうやーめた。

酔拳2を100回見てから脚本を書いたら良い映画になりそうですね。脚本を書く前に登場人物が産まれてから現在に至るまでの年表を書いたら厚みが出そうですね。文句を言うためだけに友達にも見せたい映画です。
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