十字軍の騎士が“聖遺物”である
キリストを磔にした木の破片という
有り難いのか忌まわしいのか
よくわからないものを教皇の下へ運ぶ話。
道中、船が難破したり食料が腐ったり
空から鳥の死体が降ってきたりして
どう考えても“聖遺物”というより
呪われた装備ですが、かつては敵だった
新たな仲間(イスラム教徒)を連れて
旅を続ける主人公たち。
その先に待ち受ける運命とは?
先日レビューした、某ニコラス映画に
非常に酷似したジャケット作品ですが
制作年はこちらが先なので
果たしてどちらがパクったのか真相は不明
作品のレベルも似たようなものなので
ぶっちゃけ、どうでもいいです。
あちらの方は終始、地味でしたが
こちらは割とアグレッシブに襲撃されます
CGこそ雑ですがストーリー展開としては
そこまで気にならない仕上がり。
また、イスラム教徒との宗派を超えた
友情のようなものは結構好きでした。
あれ?こっちの方が面白くね?
『本物と全く同じ偽物があるとするならば
本物になろうとするだけ偽物の方が、
本物のものよりも本物だ』
それが、今回の件から私が学んだ教訓だ。