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美術館を手玉にとった男のaaのネタバレレビュー・内容・結末

美術館を手玉にとった男(2014年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

全米46カ所の美術館を30年にわたって騙し続けた贋作画家マーク・ランディスを描いたドキュメンタリー。本人が演じている。2011年、アメリカ各地の美術館に展示されていた数々の名作が、この男が造ったニセモノだったことが判明した。が、金銭を受け取らず寄贈だったので罪には問われず。事前に映画の内容だけ見たら極悪人の所業かと思ったけど本人に悪気が無さすぎて肩透かしを食らった。贋作画家は数あれど、彼はその人達とは全く目的が違って本当にただ描きたいから描いているだけなのだ。その行為が結果として現代アートだみたいに言われることもあるだろうが結果でしかなく、本質はそこじゃない。面白かったし気付いたらマーク・ランディスが好きになっていた。そういう魅力、純粋さがやってることと対照的で際立っていた。
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