何故ファストファッションの服は安価で買えるのか。
その売上はどこにいくのか。
消費された服はどうなるのか。
様々な人へのインタビューから、
ファッション産業が発展途上国に与える影響を探るドキュメンタリー。
10ドルもしないTシャツを消費するのにかかる代償。
その代償を払うのは誰か。
この問題について考えたことが無かったわけではないが、正直言って、こんなに大きく深刻な影響があるとは知らなかった。
この映画の情報が全てとは思わないが、ファッション産業だけでなく消費社会について考えるきっかけになる作品だと思う。
作中、バングラデシュの工場で働く女性の言葉が印象的だった。
「服をつくるのがどれだけ難しいか、人々は知りません。買って着るだけです。これらの服は私たちの血でできています。」
新しい服を買いに行く前に!