なすび

三日間のなすびのレビュー・感想・評価

三日間(1992年製作の映画)
4.0
初シャルナス・バルタス!ずっと見たかってeastern european moviesに追加されてたから喜び勇んで見たけどじつはYouTubeにあるみたい…それが知れただけでもいい機会だった👍

最初は「なんでこんな評価高いの?みんなカテリーナゴルベワすきすぎるだろ(そして乳出してるからだろ)」って思ってたけど見終わるとなんかジワジワこの独特の空気感に呑み込まれてめっちゃこの監督の映画また見たいって思った。絶望、空虚、終末感。人々は言葉さえ忘れてしまったかのようにあまり話さないし表情も動かさない、それゆえ思考もなくただそこにあるものを見て(本当にちゃんと見ているのかもよくわからない)ゆっくりと移動し、たまに何かしら爆発があって、ほかの時はどこかを彷徨っている。

動きが少ない映画だからこそカテリーナゴルベワのあの苦悶の表情の長回しが生きる、一体全体何がそんなに辛いのか、わからないこそとても不安になるし目が離せない

ソ連とかあそこらへんの国の廃墟すごい雰囲気いいよね、あと電車の電線?の形とかもなんかうにょうにょしててこわい
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