凜

巷説百物語 狐者異の凜のレビュー・感想・評価

巷説百物語 狐者異(2005年製作の映画)
3.9
劇団☆新感染、堤幸彦が大好きな人向けです。
この映像作品はもう一つありますが、こちらのほうでキャラクターの生い立ちが出てくるので、こちらを先にご覧になることをおすすめします。

当方はどちらの集団も大ファンなので、その視点からの採点です。
お下劣シーンも仕方ないねぇで済みましたが、そういったシーンを見たことがないと不快でしかないでしょう。

原作者の京極夏彦氏は、ずっと存じ上げていたものの、故意にではなく読んでいませんでした。
でもこの作品を見て、俄然原作を読みたい!超!好み!
堤作品にしては毒気が少なく感じますが、おそらく原作はもっと心の闇が描かれているだろうと期待しか抱きませんでした。

一方、渡部篤郎さんの声がやや聞き取りづらかったのが残念。
ドラマ「ケイゾク」でもそうだったので、キャラ的には「TRICK」の上田次郎と山田奈緒子っぽくて面白いだけに勿体なかったかなぁ。

遠藤憲一さんが銭形警部みたいでとても似合っていました。
凜