こやち

巷説百物語 狐者異のこやちのレビュー・感想・評価

巷説百物語 狐者異(2005年製作の映画)
3.4
京極夏彦作品は、原作の饒舌で畳み掛けるようなスピード感が上手く映像化されていなくて惜しいのが多い。しかしこの作品は堤監督のコミカルな演出もあって、コレはコレで楽しめたかな。堤監督のドラマっぽいと思ったら、wowowのドラマ枠だったのね。もう少しお金かけてシリアスに作って欲しかった。原作がもったいない。

キャスティングが予想外でほほう〜と言う感じでしたが、お銀の小池栄子はピッタリかな。治平の大杉漣は汚過ぎ。頻尿設定は監督らしいけど臭そうで不快だわ。渡部篤郎はまだ若くて色っぽいけど滑舌が悪い。
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