※ネタバレ※
実話映画化とのこと。リビアにCIAはいただろうけど、ダメダメなエリートチーフみたいなつかえない指揮官を充てるだろうかという疑問が終始残りました。最後に覚醒して、どこかで軍人さんたちと折り合えるというハッピーエンドは、残念ながらけっこう現実的に、最後までエリートのクズはクズのまま、叙勲というオチでゲンナリ。
エリートくん、エリートさんたちがいかに戦場で役タタズかをていねいに描いています。
一方、肝心の軍人さんたちはがんばってくれてるんだが、いかんせんヒゲ面かアラブ人（リビア人）ばかりで何が何やらわかりづらいのが欠点。
せめてシンボルカラーのバンダナ付けるとか、米軍のヘルメットさせるとか、何かガイドしてくれないと映画的には苦しい点があります。
まー戦場では本当にグダグダになっていたのでしょうけど。
あと大使。何か意味ある役どころなのかと思ったら、単なるエリート役タタズ。
ここまでエリートが無能ばかりという裏テーマかも知れず、それは十分果たしていたと思います。
